小さな約束

日々の暮らしを綴っていきます。

叔父の葬儀

先日叔父が亡くなった。

 

母の8歳下の弟で75歳だった。

 

子供が小さいころ遊びに行っては泊まらせてもらって

川に行ったりプールやら公園やらに連れて行ってもらって

本当にお世話になりました。

 

叔父にまだ孫がいなかった頃だったので

子供たちを孫のように可愛がってくれた。

 

そんな叔父も孫4人に恵まれて楽しい余暇を過ごしていた

様です。

 

葬儀の後に叔父の思い出の写真のスライドが流されて

いたのを見ていて感じたことは

多趣味にで何にも興味を持って毎日を楽しんでいた

んだなぁと。

 

車やバイクが好きでポケバイを持っていて

子供たちは乗せてもらったりカヌーを持って湖に行ったり

川でバーベキュー、花火大会に行ったり楽しい思い出ばかり。

 

(ポケバイはこんな感じ)

 

何年か前からジムに行きはじめてZUMBAをやってて

楽しいんだよーなんて話を聞かせてくれてました。

美味しい物を食べに県をまたいで奥さんと良く車で出かけていたし

アクティブな人でした。明るく元気でいつも笑っていたなぁ。

 

体調が思わしくないと聞き

10月の中旬に家にお見舞いに行ったときは

ベットに横になっていてちょっと辛そうだったけど

帰り際にはベットの上から車が見えなくなるまで

手を振っていてくれたのが叔父との最後でした。

 

私自身も還暦が迫っていて

これからの生き方を深く考えるようになり

自分がこれからどう生きていくのが良いのかと

模索している。

 

父親も認知症が1年の間にかなり進み施設に入っている

姿を見ると年を取るってことの意味をしみじみ思い知らされる。

 

「DIE WITH ZERO|ゼロで死ね。」という本が

今話題になっている。

 

作者は

「人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ。」

大切なのは、自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しみなく金を使うこと。

莫大な時間を費やして働いても、稼いだ金をすべて使わずに死んでしまえば、人生の貴重な時間を無駄に働いて過ごしたことになる。その時間を取り戻すすべはない、と。

 

忙しい毎日を過ごしていると目先のお金の事や人間関係ばかりに目がいきがちだけど

経験やたくさんの思い出を増やすことが大事だと思う。

 

亡くなる前に

「良い人生だった」と思えたらそれが一番幸せなのかも。

 

叔父もまだやりたいことは沢山あったのだろうけど

傍から見ていると家族に囲まれみんなに愛された人生だったのだと思う。

 

親しい人との別れは悲しいけど

その分しっかりと生きていきたいし

自分のこれからの経験値をあげてたくさんの思い出を

作っていきたい。