小さな約束

日々の暮らしを綴っていきます。

老いた両親

私の父も母も健在だ。

父は少し物忘れが多くなって

同じ話を繰り返すようになり

昨年介護認定を受けてた。

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要支援1

まだまだ軽い方だけど

耳の遠い母親との折り合いが悪く

ちょっと鬱状態のようだ。

 

母は性格的にきつく

自分の思うように人が動かないと気が済まない。

そんなわけで

少しずつ色々なことが出来なくなった父に

一日中小言を言うらしい。

 

それで「もう死にたい」と

私に電話をかけてきた。

 

仕事中の私もさすがにすぐには帰れないので

「家に来て少しのんびりして待っていて。」と言ったら

すんなりと了解してくれて

夕飯のおかずまで買って私の帰りを待っていてくれた。

 

一日我が家に泊まった父をよく観察したけど

お風呂も一人で入れるし、一人で朝までグッすりと寝て

母がいつも「なにもできない!!」と怒って私に言うようなことは

全くなかった。

 

母にも「もう少し認知症なんだからできないことが多くなって

本人も気にしているんだから、子供を扱うように思って接したら?」

と言ったりしているんだけど

「なんで私ばっかり責められるのよ」

と逆切れ。

 

毎日のように二人のいざこざに巻き込まれて

どうしたものかと途方にくれてます。

子供の世話が終わったら親の世話とはよく言ったものです。

納得!

 

もともと仲がいいわけでもない二人だったけど

父親が仕事を辞めてから二人でいる時間が多くなるにつれ

犬猿の仲になって行ったようだ。

 

私たち夫婦も旦那はもうすぐ定年。

三人の子供たちにかかった教育費の為に

まだまだ働かないといけないけど

二人で家に毎日いるようになったら

自分の親みたいにならないだろうか?

とちょっと不安になった。

 

周りの友達も今親の介護や面倒をみることで

苦労している人がたくさんいる。

意外と両親二人とも健在だけど仲が悪いといった

夫婦が多いようだ。

結婚ってなんなんだろう…。

 

長生きしたいと思うけど

周りには迷惑かけたくない。。

でも実際自分が長生きしたら

きっと周りが大変なのかもしれないと思ったりする。

 

昨日ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑朗先生は

90歳。

やはり学者であるからもともとの頭の出来も

違うかもしれないけど

しっかりとした言葉でお話しされて凄いと思った。

やはり興味のあることをとことん研究したり

やり続けることが大事なんだと思う。

 

父に「何をすることが好きなのか」と聞いたけど

やはり答えはなかった。

 

平均寿命は延びたけど健康寿命は男性は72歳、女性だと74歳。

健康寿命とは心身ともに自立し健康的に生活できる期間だそうだ。

 

両親をみて健康寿命を延ばせるような生活をしないと

いけないと強く感じている。

 

私も運動をして自分の好きなことを没頭できるような

生活をしていきたいと思う。

 

とりあえず地域の包括支援センターと相談して

良い方向に行けばいいのですが。。

今の一番の悩みの種です。